親子留学で費用が安い国ランキング
フィリピン、マルタ、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、シンガポール、ハワイ、カナダの8つの国について、親1人と子ども1人(小学生)が4週間、3ヶ月、半年、一年間留学する際のおおよその費用をまとめました。
※ただし、これらは一般的な目安であり、具体的な費用は選択する都市や学校、滞在方法によって異なります。親子留学の費用は、留学先の国、滞在期間、為替レート、物価、学費、滞在費、ビザ代など多くの要因によって変動します。
国名 | 4週間(約1ヶ月) | 3ヶ月 | 6ヶ月(半年) | 1年 |
1位:フィリピン | 約40万~50万円 | 約80万~100万円 | 約150万~180万円 | 約250万~300万円 |
2位:マルタ | 約50万~60万円 | 約100万~120万円 | 約180万~220万円 | 約300万~350万円 |
3位:マレーシア | 約50万~60万円 | 約100万~120万円 | 約180万~220万円 | 約300万~350万円 |
ニュージーランド | 約60万~70万円 | 約120万~150万円 | 約200万~250万円 | 約350万~450万円 |
オーストラリア | 約60万~70万円 | 約120万~150万円 | 約200万~250万円 | 約350万~450万円 |
シンガポール | 約60万~70万円 | 約120万~150万円 | 約200万~250万円 | 約350万~450万円 |
カナダ | 約70万~80万円 | 約150万~180万円 | 約250万~300万円 | 約400万~500万円 |
ハワイ | 約70万~80万円 | 約150万~180万円 | 約250万~300万円 | 約400万~500万円 |
費用の内訳
- 学費:語学学校や現地校の授業料。国や学校によって異なりますが、一般的に欧米諸国は高め、アジア圏は比較的低めです。
- 滞在費:宿泊施設の費用。ホームステイ、アパートメント、ホテルなどの選択肢があり、それぞれ費用が変わります。都市部は高く、郊外や地方は安い傾向があります。
注意点
- ビザ代:国や滞在期間によって必要なビザの種類と費用が異なります。短期滞在の場合、ビザが不要な国もあります。
- 生活費:食費、交通費、通信費、娯楽費などの日常生活にかかる費用。物価の高低によりかかる費用が変わります。
- 上記の費用はあくまで目安であり、為替レートの変動や個々の生活スタイル、選択するプログラムや留学エージェント利用の有無、滞在先によって大きく変わる可能性があります。
- 特に長期滞在の場合、現地での収入(例:親が現地で働く)や奨学金の利用などで費用を補填できる場合もあります。
- 詳細な費用を把握するためには、各国の留学エージェントや学校の公式サイトで最新の情報を確認することがおすすめです。
ぜひ親子留学を計画する際は、費用だけでなく、現地の生活環境や教育制度、治安なども考慮して、親子にあった最適な留学先を選択してくださいね
おすすめの親子留学先ランキングトップ5
親子留学におすすめを、費用、行きやすさ、環境、英語学習の質、コスパの観点からバランスよく選びました。
1位 フィリピン |
2位 マレーシア |
3位 ニュージーランド |
4位 オーストラリア |
5位 マルタ |
【フィリピン】留学費用が安くて人気!

費用:★☆☆(安い)
行きやすさ:★★★(近い)
環境:★★☆(場所差あり)
英語学習の質:★★☆
(マンツーマンでの学習がおすすめ)
コスパ:★★★(最強)
おすすめポイント
- 費用が安く、特にマンツーマン授業がおすすめ
- 日本から4〜5時間で行ける
- 安全面はエリアによるが、セブやバギオは比較的安心
- アジア人訛りの英語ではあるが、英会話力向上には十分
教育水準は高くはないが英語レベルは高い
- EF英語能力指数(EF EPI)によると、フィリピンの英語力はアジアの中でシンガポールに次ぐ第2位と、英語レベルの高い国として評価を受けています。
- フィリピンは英語が公用語の一つで、教育や日常生活でも広く使われています。
生活費・学費=コストパフォーマンスが高い
- 公式、滞在費、生活費が他の英語圏に比べて非常にリーズナブル。
- 食事付きプランも多く、親子での生活に便利。
- 美しいビーチやリゾート地(セブ、ボラカイ島など)がたくさんあり、親子で学びながらリフレッシュできる。
フィリピンの学校難易度
学校タイプ | 入学難易度 | 受け入れ体制 | 特徴 |
---|---|---|---|
公立校 | ★★★★☆ | 基本的に留学生の受け入れは難しい(試験や面接あり) | 現地語(タガログ語)環境が多い |
私立校 | ★★★☆☆ | ESL特化校や親子留学に特化した学校が多い | 英語学習を中心にしたプログラム |
インターナショナルスクール | ★★☆☆☆ | ESLサポートが手厚い | 英語メイン、カリキュラムも国際基準 |
語学学校 | ★☆☆☆☆ | ESL特化、短期親子プログラムが豊富 | 個別レッスンや子ども向けコースもあり |
私立校・インターナショナルスクール
- フィリピンの公立学校では主にタガログ語が使われますが、私立学校やインターナショナルスクールでは英語がメインです。
- 特にマニラやセブには多くの国際学校があり、イギリス式、アメリカ式、IB(国際バカロレア)などのカリキュラムを提供しています。
その他語学学校
- マンツーマンレッスンも充実しており、子どものレベルに合わせて英語力を伸ばせます。
- 親子留学プランが充実、短期から長期まで柔軟に対応
- 特にセブ島やマニラでは、親子留学に特化した語学学校が多く、子ども向けプログラムも豊富。
- キッズプログラムやアクティビティがあり、楽しく学べる環境が整っています。
- 1週間からでも留学が可能で、夏休みや春休みなどの短期留学にも適しています。
治安が不安な場所がある
- 治安や安全性は都市によって異なりますが、セブやバギオは比較的安心。
- 住居はセキュリティが整ったやホテルやコンドミニアムの利用がおすすめ。
- 大都市では日本語対応のクリニックもあり。
フィリピンは、英語力を伸ばしたい親子にとって、費用対効果が高く、学びやすい環境です。特に短期留学から始めて、英語に自信がついてから長期留学を検討するのも良いでしょう。「勉強+観光」を同時に楽しめるフィリピン親子留学は、コスパがとても高いため、英語初心者やはじめての親子留学にもおすすめです。
フィリピンで親子留学する際に必要なビザ
- 短期留学(30日以内):観光ビザで滞在可能(延長も可能)。
- 長期留学(30日以上):学生ビザの取得が必要(学校がサポートしてくれる場合が多い)。
短期(3ヶ月未満) | 長期(3ヶ月以上) | CHECK! |
観光ビザ(30日まで無料、延長可能) | 特別学生ビザ(SSP) 親は観光ビザの延長 | SSPは語学学校用で、公立学校入学は難しい。 観光ビザを延長して長期滞在も可能。 |
【マレーシア】比較的安いが現地校は受け入れが少なめ

費用:★☆☆(安い)
行きやすさ:★★☆(直行便あり)
環境:★★☆(都市と自然が共存)
英語学習の質:★★★
(インター校のレベルが高い)
コスパ:★★★(良い)
おすすめポイント
- 直行便あり、日本から約7〜8時間
- インターナショナルスクールや私立学校が充実
- 他の英語圏(カナダ、オーストラリア、ハワイなど)と比べて物価が安い
多文化・教育水準が高い
- 国際学校でも現地の学校でも英語での授業が受けられます。
- マレーシアにはイギリス式やIB(国際バカロレア)など、様々な教育カリキュラムを持つ国際学校があります。
- マレー系、中国系、インド系など多民族国家のため、英語、マレー語、中国語(北京語)、タミル語が飛び交う環境。
- 他国に比べて比較的リーズナブル。
生活・環境
- 物価が日本よりも低いので、親子留学でもコストパフォーマンスが高い。
- 生活費、住居費(コンドミニアムなど)、食費なども抑えやすい。
- 熱帯気候のため、一年中の暑く湿気が高い
- 一部の地域では交通渋滞が多いため、居住地の選択には注意が必要
治安が比較的良い
- 特にクアラルンプールやペナン、ジョホールバルなどの都市部は日本人も多く、生活環境が整っています。
- コンドミニアムはセキュリティがしっかりしていて、プールジムも入っていることも多い。
- 日本食レストランや日系スーパーもあり、日本人も安心して生活できます。
- マレーシアは医療レベルが高く、日系クリニックもあります。
親のビザも取得しやすい
MM2H(Malaysia My Second Home)プログラムや、学生ビザに付随した親のガーディアンビザの取得が可能で長期滞在がしやすく、親が同行してサポートすることも可能。
マレーシアの学校難易度
学校タイプ | 難易度 | 受け入れ体制 | 特徴 |
---|---|---|---|
公立校(現地校) | ★★★★★ | 難しいまたは受入れ不可 | マレー語が基本、公立校は非推奨 |
私立校 | ★★★☆☆ | 比較的入りやすいが、人気校は要予約(入学試験などあり) | 英語教育、カリキュラムが国際的 |
インターナショナルスクール | ★★★☆☆ | 多くの選択肢があり、受け入れやすい | IB、ケンブリッジなどのプログラムあり |
語学学校 | ★☆☆☆☆ | 短期プログラムあり、親子参加可能 | 親子で学べるESLコースも充実 |
公立校
- 公立校は主にマレーシア国民(現地の子ども)を対象としており、授業もマレー語がメインです。
- 一部の国際的な特殊プログラムを持つ学校や、特別な許可がある場合を除き、外国人が通うのは難しいです。
- 受け入れは非常に少ない。
私立校・インターナショナルスクール
- 受け入れ体制が整っており、日本の小学生でもわかりやすいです。
- 入学試験や面接が必要な場合もあります。
- インターナショナルスクールは年間100万〜200万円程度(学校や学年による)。
マレーシアで親子留学する際に必要なビザ
短期(3ヶ月未満) | 長期(3ヶ月以上) | CHECK! |
観光ビザ(90日まで滞在可能) | 学生ビザ(Student Pass) 親はガーディアンビザ | ガーディアンビザは子どもが18歳未満の場合に取得可能です。 親子一緒に長期滞在がしやすい。 |
【ニュージーランド】大自然に囲まれ治安が良い国

費用:★★☆(やや高い)
行きやすさ:★★☆(日本から10時間半〜直行便あり)
環境:★★★(自然豊かでのびのび)
英語学習の質:★★★
(ネイティブ環境で非常に高い)
コスパ:★★☆
(物価は高めだが教育の質が高い◎)
おすすめポイント
- 安全で過ごしやすい気候
- 教育の質が高く、大自然の中で学習できる
- フレンドリーな国民性で世界で数少ない親子ホームステイができる
- ニュージーランドは、子どもの教育環境が整っており、親子留学にも最適な国。
- 親もガーディアンビザを利用して長期滞在が可能
英語が公用語で学びやすい環境
- 英語が公用語で、学校だけでなく日常生活でも英語に触れられます。
- 学校や地域コミュニティでの交流を通じて、自然に英語力が伸ばせます。
教育水準が非常に高い
- 教育の質が非常に高く、世界的にも評価されています。
- ニュージーランドのカリキュラムは、創造力や問題解決能力、実践的なスキルを重視しており、子どもの自主性を育みます。
- 小学校(Primary School)から中学校(Intermediate School)、高校(Secondary School)まで体系的な教育が受けられます。
安全で自然豊かな環境
- 治安が良く、子どもが安心して過ごせます。
- 自然環境が豊かで、野外学習やアクティビティ(ハイキング、ビーチ、動物と触れ合う体験など)が充実しています。
- のびのびとした生活環境が、子どもの心身の健康にも良い影響を与えます。
住居や環境
- ホームステイ:現地家庭に滞在し、英語や現地文化を学べます。
- 賃貸物件(アパート・家):家族のプライバシーを重視する場合におすすめです。
- 学校の寮:私立校やインターナショナルスクールでは寮を提供していることもあります。
- 豊かな自然と優れた教育を同時に体験でき、子どもの成長を大きく後押しする素晴らしい環境。
親も学べる環境がある
- 語学学校や短期講座(料理、アート、ガーデニングなど)に参加することで、親も学びや新しい経験を積むことが可能です。
- また、ニュージーランドの自然や文化を楽しみながら、親もリラックスした生活を送れます。
ニュージーランドの学校難易度
学校タイプ | 難易度 | 受け入れ体制 | 特徴 |
---|---|---|---|
公立校(現地校) | ★★☆☆☆ | 比較的受け入れやすいESOLあり | 地元の子どもと自然に交流 |
私立校 | ★★★☆☆ | ESOLや学習フォローが充実 | 難易度がやや高い(入学試験や面接が必要な場合も)学校ごとに基準が異なる |
インターナショナルスクール | ★★☆☆☆ | 個別サポートなどあり | ・入学しやすいが費用は高め ・学力テストが必要な場合も |
語学学校 | ★☆☆☆☆ | 親子で参加可能なプログラムあり | ESL学習と観光を組み合わせやすい |
公立校(現地校)
現地の子どもたちと一緒に学びます。費用が安く、コミュニティに密着した教育が受けられます。留学生向けの英語教育、ESOLがあります。
私立校(Private School)
設備やプログラムが充実しており、留学生向けの英語教育、ESOLがあります。
インターナショナルスクール、語学学校
インターナショナルスクールや他に語学学校もあり、日本人サポートが手厚いところもあります。
ニュージーランドで親子留学する際に必要なビザ
短期(3ヶ月未満) | 長期(3ヶ月以上) | CHECK! |
観光ビザ(90日以内、NZeTAが必要) | 学生ビザ(Student Visa) 親はガーディアンビザ(Guardian of a Student Visitor Visa) | 親がガーディアンビザを取得することで、子どもと一緒に長期滞在可能。親は就労不可。 |
【マルタ】ヨーロッパの中で留学費用が安い国

費用:★★☆(やや高い)
行きやすさ:★☆☆(遠い)
環境:★★★(地中の海の美しい島)
英語学習の質:★★☆
(EU圏内向けの学校が多い)
コスパ:★★☆(ヨーロッパでは安め)
おすすめポイント
- ヨーロッパで比較的リーズナブルに留学できる
- 小さな島でもよく、観光と学習を両立できる
- イタリアやスペインにも気軽に旅行できる
- ヨーロッパ諸国の留学生が多い。
英語が公用語の一つ
- マルタは公用語が英語とマルタ語で、日常生活でも英語が通じやすく、学びやすい環境です。
- 小さな島国でありながら、語学学校の数が非常に多く、特に親子留学に対応したプログラムが豊富です。
教育水準は高い
- マルタのインターナショナルスクールは、英語初心者の子どもにも対応している場合が多い。
- ESOL(English for Speakers of Other Languages)クラスや個別のサポートが充実してる。
- 語学学校にはFELTOM(Federation of English Language Teaching Organisations Malta)の認定を受けている学校が多くあり、国際水準の教育が受けられます。
温暖な気候、観光スポットが多い
- 地中海性気候で、年間を通じて温暖で過ごしやすいです。
- マルタは歴史的建造物や遺跡が多く、親子で楽しめる観光スポットが満載です。
- 観光やアクティビティを通じて、英語だけでなく歴史や文化にも触れることができます。
親子留学プログラムが充実
- 親と子どもがそれぞれのレベルに合わせた英語レッスンを受けられる学校が多いです。
- 特に夏休みや春休みなど、短期集中プログラムが人気です。
住居や環境
ホームステイ:現地の家庭に滞在し、日常生活での英語学習や文化体験が可能。
賃貸アパートやホテル:親子でプライバシーを確保したい場合におすすめです。
語学学校の宿泊施設:食事付きプランもあり。
治安も比較的良く、子どもが安心して生活できる環境です。
マルタの学校難易度
学校タイプ | 難易度 | 受け入れ体制 | 特徴 |
---|---|---|---|
公立校(現地校) | ★★★★☆ | 受け入れ枠が少ない 英語サポートあり | 現地語(マルタ語)の理解が必要 |
私立校 | ★★★☆☆ | ESLや短期留学向けプログラムが豊富 | ・学習レベルが高く、少人数制 ・入学試験や面接あり |
インターナショナルスクール | ★★★☆☆ | 受け入れやすい(面接・書類審査などあり) ESOLプログラムあり | ・少人数制、個別対応などあり ・費用は高め |
語学学校 | ★☆☆☆☆ | 親子留学専用プログラムが豊富 | 観光も楽しめるプランもある |
現地学校(公立学校)
マルタ語がメインの授業ですが、英語のサポートもあります。
私立校
英語を中心に、マルタ語やイタリア語の授業がある学校もあります。
インターナショナルスクール、語学学校
- 授業は英語で行われ、イギリス式カリキュラム(British Curriculum)やIB(International Baccalaureate)を提供している学校もあります。
- 留学生の受け入れに慣れており、英語力が不安でも安心です。
マルタで親子留学する際に必要なビザ
短期(3ヶ月未満) | 長期(3ヶ月以上) | CHECK! |
日本国籍のパスポートがあれば短期留学(90日以内)でビザはなくてOK。 | 91日以上マルタに留学する方は学生ビザ(長期滞在ビザ・D-Visa) 親は観光ビザや長期滞在ビザ | シェンゲン圏内なので、観光ビザで90日以内は自由に滞在可能です。 |
【オーストラリア】留学・ワーホリで人気の国

費用:★★★(高い)
行きやすさ:★★★(直行便あり)
環境:★★★(都市・自然のバランスが良い)
英語学習の質:★★★(ネイティブ環境)
コスパ:★★☆
(立地・生活費は高いが質は高い)
おすすめポイント
- 気候が良く、過ごしやすい
- 自然とアクティビティが豊富
- 教育水準が高く、質の高い英語教育を受けられる
- 留学生サポートが充実している
英語が公用語で学びやすい環境
- 公用語は英語で、日常生活から学校生活まで自然に英語に触れられます。
- 親子留学に特化したプログラムやサポートが充実しています。
教育レベルが高く、多様なカリキュラム
- オーストラリアの教育制度は質が高く、世界的にも評価されています。
- 小学校(Primary School)は、実践的な学びや創造力を育む教育が特徴です。
- インターナショナルスクールだけでなく、現地の公立・私立校でも留学生を受け入れています。
安全で生活しやすい環境
- 治安が良く、子ども連れでも安心して生活できます。
- 医療制度(Medicare)も整っており、急病やけがにも対応しやすいです。
自然とアクティビティが豊富
- ビーチ、動物園、国立公園など、親子で楽しめる自然やアクティビティが満載です。
- 学校でも野外学習やスポーツが盛んで、子どもの体力や社会性が育ちます。
住居や環境
ホームステイ:現地家庭での生活を通じて、親子ともに英語力を伸ばせます。
賃貸アパートやハウス:長期滞在やプライバシーを重視する場合に適しています。
学校の寮:インターナショナルスクールや私立校では寮を提供している場合もあります。
オーストラリアの医療は高水準ですが、医療費が高額です。学生ビザ保有者はOSHC(Overseas Student Health Cover)の加入が義務付けられています。
オーストラリアの学校難易度
学校タイプ | 難易度 | 受け入れ体制 | 特徴 |
---|---|---|---|
公立校(現地校) | ★★★☆☆ | 州によるが比較的受け入れやすい(面接や書類審査あり) | ESLサポートが整い、英語初心者でも安心 英語が全くできない人は受け入れない学校もある |
私立校 | ★★★★☆ | 学習サポートやESOLが充実 難易度がやや高い(入学試験や面接が必要) | ・人気校は選考が厳しい ・設備が良く、特別プログラムが豊富 |
インターナショナルスクール | ★★★☆☆ | ESLや国際カリキュラムに対応 英語学習サポートや多文化対応 | 国際的なカリキュラム(IBや英国式など) |
語学学校 | ★☆☆☆☆ | 親子向け短期コースが豊富 |
現地学校(公立学校)
- 多くの学校でESOL(English for Speakers of Other Languages)プログラムがあり、英語初心者でも安心です。
- 公立校は州政府の教育機関を通じて留学生のサポートが行われます。
私立校、インターナショナルスクール
私立校やインターナショナルスクールでは、個別の学習サポートやカウンセリングも充実しています。
オーストラリアで親子留学する際に必要なビザ
短期(3ヶ月未満) | 長期(3ヶ月以上) | CHECK! |
観光ビザ(ETA:3ヶ月以内) | 学生ビザ(Student Visa Subclass 500) 親はガーディアンビザ(Subclass 590) | 親がガーディアンビザをお持ちの場合、子どもが18歳未満に限り一緒に滞在可能です。 |
【シンガポール】教育レベルが高い

英語が公用語で学びやすい環境
- シンガポールの公用語は英語、中国語、マレー語、タミル語ですが、教育やビジネスの場では主に英語が使われます。
- 学校の授業も基本的に英語で行われ、英語学習には最適な環境です。
教育レベルが高い
- シンガポールの教育システムは、世界トップクラスの評価を受けています(特に数学・科学分野)。
- 厳格な学習環境ですが、子どもの学力向上に期待できます。
安全・清潔な生活環境
- 治安が非常に良く、公共施設や交通機関も清潔で整備されています。
- 親子での生活も安心して送れます。
多文化社会で視野を広げられる
- 多国籍・多文化な社会で、様々なバックグラウンドの子どもたちと交流が可能です。
- 学校や地域イベントを通じて、英語だけでなく異文化理解も深められます。
シンガポールの学校難易度
学校タイプ | 難易度 | 受け入れ体制 | 特徴 |
---|---|---|---|
公立校(現地校) | ★★★★★ | 留学生受け入れは限られている(入学試験あり) | ・現地生徒向け、英語力・学力が必須 |
私立校 | ★★★☆☆ | 留学生サポートが充実(試験や面接あり) | ・カリキュラムが多様、英語学習に最適 ・学習レベルが高く、特別プログラムも豊富 |
インターナショナルスクール | ★★★☆☆ | 受け入れやすい ESL(英語サポート)あり | ・費用が高め ・IB、英国式、アメリカ式などカリキュラムが多様 |
語学学校 | ★☆☆☆☆ | 受け入れやすい 親子プログラムあり | ・短期留学向け、親も一緒に学べる ・学習と観光を両立可能 |
公立校への進学は難易度が高いものの、私立校やインターナショナルスクールでは柔軟な受け入れ体制が整っています。
現地学校(公立学校)
公立校留学生の受け入れ枠が少なく、入学試験(AEIS: Admissions Exercise for International Students)が必要です。
私立校、インターナショナルスクール
私立校やインターナショナルスクールは比較的受け入れが柔軟で、ESL(English as a Second Language) プログラムや個別サポートが充実しています。多くのインターナショナルスクールでは、日本人サポートスタッフが在籍している場合もあり、安心です。
シンガポールで親子留学する際に必要なビザ
短期(3ヶ月未満) | 長期(3ヶ月以上) | CHECK! |
観光ビザ(90日以内、日本人は不要) | 学生ビザ(Student Pass) 親はLTVP(Long-Term Visit Pass) | ・学校の入学許可が必要。 ・LTVP は条件が厳しいため、観光ビザでの長期滞在が一般的です。 |
【ハワイ】日本語表記もあり親しみやすい

値段:★★★(高い)
行きやすさ:★★★(直行便あり)
環境:★★★
(セキュリティ・気候・生活環境◎)
英語学習の質:★★☆
(アメリカ基準の学校が日本人多め)
コスパ:★☆☆(値段がネック)
おすすめポイント
- 日本から直行便で約7〜8時間
- 気候がよい
- 日本語対応が多々あり、生活しやすい
- アメリカ本土よりも安全で、親子で安心して暮らしやすい
英語が公用語で親しみやすい環境
- ハワイはアメリカの州の一つで、公用語は英語です。
- 日本人や日系コミュニティが多く、初めての海外生活でも安心感があります。
- 日本語対応の医療機関やサポート機関もあり、特に小さなお子さん連れでも心強いです。
質の高い教育と多文化体験
- ハワイの学校は、アメリカ式のカリキュラムを採用しており、特にリベラルアーツ(総合的な学び)が重視されています。
- 多文化・多民族社会のため、英語だけでなく異文化理解も自然と身につきます。
- 子ども向けの安全対策が整っており、学校でも防災訓練や安全教育が行われています。
温暖で親子で楽しめるアクティビティ
- ビーチ、山、国立公園など、親子で楽しめるアウトドアアクティビティが豊富です。
- 気候も一年中温暖で、自然を活かした教育プログラムや学校行事も多くあります。
治安が良く、生活しやすい
- ハワイは観光地でもあり、治安が比較的良好です。
- ファミリー向けの施設やイベントも多く、親子での生活が楽しめます。
コンドミニアムやアパートの賃貸:プールやキッズスペース付きの物件も多く、子育て環境に適しています。
ホームステイ:アメリカの文化を学びながら生活できます。
その他ハワイは医療費が高いため、医療保険(海外留学保険)への加入が推奨されます。
ハワイの学校難易度
学校タイプ | 難易度 | 受け入れ体制 | 特徴 |
---|---|---|---|
公立校(現地校) | ★★★☆☆ | 比較的受け入れやすいがエリアによる ESLあり | 地元の子どもと交流でき、学費が安い |
私立校 | ★★★☆☆ | ・ESL対応校は限られる ・面接やテストが必要な場合あり | 学校ごとに特色があり、要確認 |
インターナショナルスクール | ★★☆☆☆ | 比較的受け入れやすい(主に書類審査) ESLクラスや日本語サポートあり | アメリカ式やIB(国際バカロレア)のカリキュラムあり |
語学学校 | ★☆☆☆☆ | 受け入れやすい 親子プログラムあり | 短期留学向け、親も一緒に学べる |
公立校(現地校)
公立校(Public School) は、住居エリアにより通える学校が決まります(スクールディストリクト制度)。ESL(English as a Second Language) プログラムがあり、英語初心者でもサポートが受けられます。
私立校、インターナショナルスクール
私立校は独自の教育方針やカリキュラムがあり、中にはESLプログラムを行っている私立校もあります。
インターナショナルスクール は、入学希望者に対して英語力のチェックを行っており、一定の英語力が求められます。日本人サポートスタッフが在籍している場合もあります。
ハワイで親子留学する際に必要なビザ
短期(3ヶ月未満) | 長期(3ヶ月以上) | CHECK! |
ESTA(90日以内、観光ビザ免除) | 学生ビザ(F-1ビザ) 親は観光ビザ(B-2) | 学生ビザを取得する場合、親はB-2ビザで長期滞在 |
【カナダ】教育水準は世界トップレベル
値段:★★★(高い)
行きやすさ:★★★(直行便あり)
環境:★★★
(セキュリティ・気候・生活環境◎)
英語学習の質:★★★
(ネイティブ環境、国際的にも高い評価)
コスパ:★☆☆(値段がネック)
おすすめポイント
- 日本から直行便あり、アクセスは良好
- 気候は地域によるが、バンクーバーは比較的暖かい
- 公立校なら比較的リーズナブルに留学可能
- 費用は高いが、教育の質の高さを求める方にはおすすめ
高い教育水準
- カナダの教育は世界的に評価が高く、特に公立校でも高品質な教育を受けられます。
- OECD(経済協力開発機構)のPISA(学習到達度調査)で、主要な英語圏の中で読解力、科学、数学の3つ全てでトップ
- 私立校やインターナショナルスクールでは、さらに多様なカリキュラム(IB、AP、イギリス式など)を提供しています。
- 英語が公用語の州(ブリティッシュコロンビア州、オンタリオ州など)と、フランス語が公用語のケベック州があります。
- 特にバイリンガル教育が盛んで、英語とフランス語の両方を学べる環境もあります。
多文化で受け入れ体制が整っている
- カナダは移民が多く、多文化共生社会です。
- 留学生やその家族に対するサポート体制が整っています。
生活環境
- バンクーバーやトロントには日本人コミュニティも多く、安心して暮らせます。
- ホームステイ、賃貸アパート、コンドミニアムなど選択が豊富。
- 医療面も安心ですが、海外旅行保険や留学生保険への加入がおすすめ。
カナダの学校難易度
学校タイプ | 難易度 | 受け入れ体制 | 特徴 |
---|---|---|---|
公立校(現地校) | ★★☆☆☆ | 受け入れ枠が多い | 柔軟な入学時期、特別な試験なし |
私立校 | ★★★☆☆ | 人気校は枠が限られる | 学力・英語力テストありの場合も |
インターナショナルスクール | ★★☆☆☆ | 比較的受け入れやすい | IBや多様なカリキュラム、費用高め |
語学学校 | ★☆☆☆☆ | 子ども向けESLや親子で参加可能 | 親子留学プログラムが充実 |
カナダで親子留学する際に必要なビザ
短期(3ヶ月未満) | 長期(3ヶ月以上) | CHECK! |
観光ビザ(6ヶ月まで滞在可能) eTA(電子渡航認証) | 学生ビザ(Study Permit) 親は観光ビザや就労ビザ | 学生ビザは6ヶ月以上の学習が必要な場合に取得。 親が就労ビザを取れば子どもは公立校に通学可能。 |
まとめ
親子留学を検討しはじめると予算から環境まで自分たちにあった国を選択したいですよね。この記事で紹介した8カ国は代表的な国です。ぜひ親子にあった国の選択の参考にしてくださいね。最後までお読み頂きありがとうございました