
家族で初海外なんだけれど、ファスナー式のスーツケースって危ないのかな?!どんなスーツケースを選べば安心なのか知りたいな。



ファスナー式のスーツケースは今は本当にたくさんあるよね!早速デメリットとメリット、安全なスーツケースの選び方までわかりやすく教えるね!
ファスナー式のスーツケースは軽くて使いやすい反面、海外では“簡単にこじ開けられる”という大きなリスクを抱えています。旅行中に荷物を盗まれたり、知らないうちに何かを入れられたり…そんなトラブルに巻き込まれる人が後を絶ちません。
この記事では、その危険性と具体的な対策、安全なスーツケースの選び方までやさしく解説していきます。
「海外旅行で安心して楽しみたい!」「家族のスーツケースは安全に守りたい!」そんなあなたにこそ、ぜひ読んでみてくださいね
海外でスーツケースのファスナーが危ないと言われる4つの理由
海外でスーツケースのファスナーが危ないと言われる理由について、以下の4点が挙げられます。
- 簡単にこじ開けられる
- 鍵だけでは守れない
- 空港職員が開けることもある
- 道具で壊されやすい



順番に簡単に解説していくね!
① 簡単にこじ開けられる
スーツケースのファスナー部分は、実はボールペンのような先の尖ったもので簡単に開けられてしまうことがあります。
この手口は「ボールペンアタック」とも呼ばれ、ファスナーの隙間にペンを差し込んで押し込むことで、ファスナーが開いてしまうのです。
開けた後も、ファスナーのスライダーを動かせば元通りに閉じることができるため、被害に気づきにくいのが特徴です。
このような手口は、空港やホテルなどで荷物から目を離した隙に行われることが多く、特に海外では注意が必要です。
実際に、ファスナータイプのスーツケースはこのような手口に対して無防備であるため、被害に遭うリスクが高いとされています。
② 鍵だけでは守れない
スーツケースに鍵をかけていても、ファスナー部分が簡単に開けられてしまうため、防犯対策としては不十分です。
特に、ファスナーのスライダー部分に南京錠をかけるタイプの鍵では、ファスナー自体が開けられてしまえば意味がありません。
また、TSAロックなどの特殊な鍵を使用していても、ファスナー部分の脆弱性を補うことはできません。
そのため、鍵だけに頼らず、スーツケース全体の防犯性を高めることが重要です。例えば、ファスナー部分に補強材を使用したり、防犯タグを取り付けるなどの対策が効果的です。
③ 空港職員が開けることもある
空港のセキュリティチェックでは、必要に応じてスーツケースを開けて中身を確認することがあります。
この際、ファスナータイプのスーツケースは開けやすいため、職員が開けることが多いです。
しかし、職員がスーツケースを開けた後、元通りに閉じられていない場合や、鍵をかけ忘れることもあります。
また、悪意のある職員が中身を盗むなどの被害も報告されています。
そのため、空港でのセキュリティチェック後は、スーツケースが正しく閉じられているか、鍵がかかっているかを確認することが大切です。
④ 道具で壊されやすい
ファスナー部分は、ナイフやカッターなどの道具を使って簡単に切り裂かれてしまうことがあります。特に、布製のファスナーは刃物に弱く、少しの力で切れてしまうため、盗難のリスクが高まります。
また、ファスナーが切られた場合、修理が難しく、スーツケース自体を買い替える必要が出てくることもあります。このようなリスクを避けるためには、ファスナー部分に補強材を使用したり、防犯性の高いスーツケースを選ぶことが重要です。
例えば、金属製のフレームタイプのスーツケースは、刃物に強く、防犯性が高いとされています。



やはりファスナータイプのスーツケースはリスクは高めなんだね。
スーツケースのファスナーが狙われやすい国や地域
スーツケースのファスナーが狙われやすい国や地域について、以下の点が挙げられます。
- スリや盗難が多い国
- 空港やホテルでの被害地域
- 日本人が狙われやすい理由



では、それぞれ簡単に解説していくね!
① スリや盗難が多い国
海外旅行中、特にヨーロッパの主要都市ではスリや盗難の被害が多発しています。例えば、パリやローマ、バルセロナなどの観光地では、観光客を狙ったスリが頻繁に発生しています。
これらの都市では、人混みや観光スポットでの注意が必要です。
また、アジアの一部地域や南米でも、観光客をターゲットにした盗難が報告されています。特に、スーツケースのファスナー部分は狙われやすく、注意が必要です。
② 空港やホテルでの被害地域
空港やホテルでも、スーツケースのファスナーを狙った盗難が発生しています。空港では、荷物の受け取り時やセキュリティチェックの際に、スーツケースが開けられることがあります。
また、ホテルでは、部屋に置いたスーツケースが盗まれるケースも報告されています。特に、セキュリティが甘い宿泊施設では注意が必要です。
スーツケースのファスナー部分は、簡単に開けられるため、狙われやすいポイントとなっています。
③ 実は日本人は狙われやすい
日本人観光客は、海外でスリや盗難のターゲットになりやすいとされています。その理由として、日本人は警戒心が薄く、高価な持ち物を持っていることが多いためです。
また、日本人は英語が得意でない場合が多く、被害に遭っても適切な対応ができないことがあります。このような点から、日本人観光客は犯罪者にとって狙いやすいターゲットとなっています。
特に、スーツケースのファスナー部分は注意が必要で、防犯対策をしっかりと行うことが重要です。
実際に起きたファスナー被害の事例紹介
① 現金が盗まれた例
南米の空港で、ある旅行者がファスナー付きスーツケースを預けたところ、到着して荷物を受け取った後に一部の荷物がなくなっていることに気づいたそうです。
犯人は、ファスナーをこじ開けて中身を抜き取り、その後ファスナーを閉め直していたため、外見からはまったくわからなかったようです。
このような手口は、空港ではよく聞かれる話です。ファスナー付きスーツケースには、こうしたリスクがあることを覚えておきましょう。
このような被害を防ぐためには、ファスナー部分に補強材を使用したり、防犯タグを取り付けるなどの対策が効果的です。
② 薬物を入れられた例
海外旅行中、スーツケースに知らないうちに薬物を入れられるという事件も報告されています。
例えば、空港で荷物を預けた後、到着先でスーツケースの中に見覚えのない袋が入っていたというケースがあります。このような場合、知らずに薬物を運んでしまったことになり、重大な犯罪に巻き込まれる可能性があります。
特に、ファスナータイプのスーツケースは簡単に開けられるため、こうしたリスクが高まります。スーツケースのファスナー部分には、常に注意を払い、不審な点がないか確認することが重要です。
③ 中身がすり替えられた例
ヨーロッパを旅行していた人が電車にスーツケースを置いて少し目を離した間に、ファスナーを開けられて中身が取られてしまったことがあったそうです。
ファスナー付きスーツケースは、電車内やバスでの移動中に狙われやすく、スリ被害に遭いやすいと言われています。このような被害を防ぐためには、セキュリティベルトやロックを使用するなどの対策が効果的です。
また、スーツケースから目を離さないようにすることも大切です。
危ないファスナータイプと安全なスーツケースの見分け方
危ないファスナータイプと安全なスーツケースの見分け方について、以下の点が挙げられます。
- ファスナーの弱点
- フレーム式の安全性
- TSAロックの落とし穴
以下、それぞれ簡単に説明していきます。
① ファスナーの弱点
スーツケースのファスナー部分は、実はボールペンのような先の尖ったもので簡単に開けられてしまうことがあります。
この手口は「ボールペンアタック」とも呼ばれ、ファスナーの隙間にペンを差し込んで押し込むことで、ファスナーが開いてしまうのです。開けた後も、ファスナーのスライダーを動かせば元通りに閉じることができるため、被害に気づきにくいのが特徴です。
このような手口は、空港やホテルなどで荷物から目を離した隙に行われることが多く、特に海外では注意が必要です。実際に、ファスナータイプのスーツケースはこのような手口に対して無防備であるため、被害に遭うリスクが高いとされています。
② フレーム式の安全性
フレームタイプのスーツケースは、開閉部分が頑丈な金属で作られているため、ファスナータイプに比べて防水性・防犯性に優れています。
金属製のフレームが中身をしっかり守るため、衝撃や外部からの力に強く、盗難防止の抑止力にもなります。また、鍵パーツが金属フレームに取り付けられている構造なので、保安性にも優れています。
フレームタイプのスーツケースは、ファスナータイプに比べて防犯性が高く、安心して使用できます。
③ TSAロックの落とし穴
TSAロックは、アメリカの運輸保安局(TSA)が認可した鍵で、空港のセキュリティチェック時に職員が専用のマスターキーで開けることができます。
これにより、スーツケースを破壊せずに中身を確認できるため、海外への渡航時には推奨されています。
しかし、TSAロックが付いているからといって、スーツケース全体の防犯性が高まるわけではありません。
ファスナー部分が簡単に開けられてしまう場合、TSAロックだけでは荷物を守ることはできません。
そのため、TSAロックはあくまでセキュリティチェック時の利便性を高めるものであり、防犯対策としては不十分であることを理解しておく必要があります。
ファスナータイプでも安心できる対策方法
ファスナータイプでも安心できる対策方法について、以下の点が挙げられます。
- カバーで開封防止
- 南京錠・ワイヤーで補強
- シールで改ざん防止
- 防犯タグ・GPSの活用



以下、それぞれ簡単に解説していくよ!
① カバーで開封防止
スーツケースカバーは、スーツケース全体を覆うことで、ファスナー部分への直接的なアクセスを防ぎます。
これにより、ファスナーをこじ開けるなどの不正な開封を抑止する効果があります。また、カバーはスーツケースの傷や汚れを防ぐ役割も果たします。
透明なカバーやデザイン性のあるカバーなど、さまざまな種類が販売されており、旅行のスタイルに合わせて選ぶことができます。
スーツケースカバーを使用することで、ファスナー部分への不正アクセスを防ぎ、防犯性を高めることができます。
② 南京錠・ワイヤーで補強
ファスナー部分に南京錠やワイヤーロックを取り付けることで、開封を困難にし、防犯性を向上させることができます。特に、TSAロック対応の南京錠を使用すれば、アメリカなどの空港でのセキュリティチェックにも対応可能です。
また、ワイヤーロックを使用することで、スーツケースを固定物に結びつけることができ、置き引きなどの盗難を防ぐ効果もあります。
これらのアイテムは、旅行用品店やオンラインショップで手軽に購入できます。
③ シールで改ざん防止
スーツケースのファスナー部分にセキュリティシールを貼ることで、開封されたかどうかを一目で確認できるようになります。
これにより、不正な開封や中身のすり替えを防ぐ抑止力となります。
セキュリティシールは、剥がすと「VOID」などの文字が残るタイプが一般的で、再利用ができないため、改ざんの痕跡が明確に残ります。
これらのシールは、旅行用品店やオンラインショップで購入可能です。
セキュリティシールを使用することで、スーツケースの開封があった場合にすぐに気づくことができ、防犯性を高めることができます。
④ 防犯タグ・GPSの活用
スーツケースに防犯タグやGPSトラッカーを取り付けることで、位置情報をリアルタイムで追跡することができます。これにより、万が一スーツケースが盗難に遭った場合でも、迅速に場所を特定し、対応することが可能です。
防犯タグやGPSトラッカーは、スマートフォンと連携して使用するタイプが多く、アプリを通じて簡単に管理できます。これらのデバイスは、家電量販店やオンラインショップで購入できます。
防犯タグやGPSトラッカーを活用することで、スーツケースの位置情報を把握し、盗難時の対応が迅速に行えます。
安心して使えるスーツケースの選び方
安心して使えるスーツケースの選び方について、以下の点が挙げられます。
- フレーム式を選ぶ
- 軽くて丈夫な素材
- ダブルロックが安心
- 人気ブランドが安心
以下、それぞれ簡単に説明しますね
① フレーム式を選ぶ
スーツケースのフレーム式は、開閉部分が頑丈な金属で作られており、防犯性に優れています。
金属製のフレームが中身をしっかり守るため、衝撃や外部からの力に強く、盗難防止の抑止力にもなります。
また、鍵パーツが金属フレームに取り付けられている構造なので、保安性にも優れています。
② 軽くて丈夫な素材
スーツケースの素材には、ポリカーボネートやABS樹脂などの軽量で耐久性のある素材が使用されています。
これらの素材は、外部からの衝撃に強く、中身をしっかり守ることができます。また、軽量であるため、持ち運びやすく、旅行中の負担を軽減します。
軽くて丈夫な素材のスーツケースを選ぶことで、快適な旅行が可能になります。
③ ダブルロックが安心
スーツケースにダブルロック機能があると、防犯性がさらに高まります。ダブルロックとは、2つのロック機構を備えており、より安全に荷物を守ることができます。
また、TSAロック対応のダブルロックであれば、アメリカなどの空港でのセキュリティチェックにも対応可能です。ダブルロック機能付きのスーツケースを選ぶことで、防犯性が向上し、安心して旅行ができます。
④ 断然!人気ブランドが安心
ノーブランドや安いスーツケースは非常にたくさんありますが、品質や安全性についてはよく確認する必要があります。安いものは安いなりのデメリットも多々あり、価格やデザインだけで決めることはとても危険です。海外へ行く際には余計な不安は持っていきたくない!そんな思いは少なからずありまよね。
信頼性の高い人気ブランドのスーツケースを選ぶことで、品質やアフターサービスの面でも安心です。例えば、サムソナイトやリモワ、エースなどのブランドは、長年の実績と高い評価を得ています。
これらのブランドは、耐久性や機能性に優れた製品を提供しており、旅行者からの信頼も厚いです。値段は少し高めにはなりますが、人気ブランドのスーツケースを選ぶことで、品質やサポート面まで充実しているので安心して使用できます。
まとめ|海外でスーツケースのファスナーは危ない?安全対策と選び方のポイント
以下に、海外でファスナー付きスーツケースが危険とされる理由と、その対策方法をまとめました。
項目 | 内容 |
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ファスナーの危険性 | ボールペンなどで簡単に開けられる可能性があり、盗難や不正開封のリスクが高い。 |
安全なスーツケース | フレーム式や防犯機能付きファスナー(例:ZIP SECURI TECH)を選ぶことで、防犯性が向上する。 |
防犯対策 | スーツケースカバー、南京錠・ワイヤーロック、セキュリティシール、防犯タグ・GPSトラッカーなどを活用する。 |
TSAロックの注意点 | TSAロックはアメリカでの検査に対応しているが、施錠していても破損する可能性があるため、施錠の有無は自己判断が必要。 |
海外旅行や渡航の際には、スーツケースの選択と防犯対策が非常に重要です。 特にファスナータイプのスーツケースを使用する場合は、上記の対策を講じることで、盗難やトラブルのリスクを大幅に減らすことができます。 安全な旅を楽しむためにも、事前の準備と注意を怠らないようにしましょう!これらの情報を参考に、スーツケースの安全性を高めて海外へ渡航してくださいね。